以下の文章は、破壊されるアルカナの相棒のキャラクターが読み上げてください。

相棒を破壊しなければならないと決まった。
絶対に嫌だ、そんなことしたくない。なんでこの子なんだ。
濁流のように想いがあふれる。

ここで自分が破壊しなくても、誰かにすぐ破壊されるだろうということは分かっていた。
1対3の戦いに勝てるとは思えない。

そんなことに構わず、全員を殺してしまおうかとすら考えた。
でも、相棒の目がそんなことするなと訴えていた。

他人に破壊させるくらいなら、自分がこの手で破壊することを選んだ。
これで、崩壊が止まるなら、この犠牲をいつまでもいつまでも語り継ぐと心に決めて。

この手に金属の割れる嫌な感触を感じた。
それなのに、崩壊は止まらない。

全てが崩壊していく中、何もかもが悲しくて可笑しくて無様で憎くて、ただただ慟哭の声をあげた。

 

以下の文章は、キアナが、みんなの選ぶべき選択肢が「CATUSの破壊」であると気づいていた場合のみ読み上げてください。

コアの暴走を引き起こしたのがCATUSだと気づいた時、血の気が引いた。
そんなはずはない、何かの間違いだと思ったが、何度考えても「2時の時点でオイルの残量が50%以上あり、制御扉の横、天井付近に開いた穴を通ってコアの部屋に入ることができる」アルカナはCATUSしかいなかった。

どうすれば良いのか、必死で考えた。
CATUSを破壊なんて絶対にいやだ。その思いと、他の全てを天秤にかけてもCATUSのほうが重かった。
私は世界ではなくCATUSを守ることに決めた。

今頃、オアシスも崩壊に巻き込まれたころだろうか。
慟哭の声があなたのことを責め立てる。
罪悪感、悲しみ、苦しみの濁流に飲み込まれながらも、私の心は確かにCATUSを守れた喜びにあふれていた。

以下の文章は、まだ読み上げをしていないキャラクターが読み上げてください。

これはセラフィナが2度目の崩壊に至ってから、数千年後の話。
1度目の崩壊以上の大きな被害を引き起こしたその災厄を生き残った数少ない人間は、アルカナと呼ばれる機械動物たちと協力をしながらセラフィナの復興を行った。4つに分かれていた勢力はその分断を強め、交流は断絶したまま独自の復興を遂げた。

数千年の月日をかけて、セラフィナは緩やかに復興を遂げた。
科学技術も再び発展し、旧時代の遺物の調査ができるまでに至っていた。
そんなある日発見されたのは各勢力に1体ずつ合計4体の機械動物だった。機械動物の体には、過去の記憶を記録として残す記憶装置が組み込まれていた。

過去の惨劇はなぜ引き起こされたのか、現在の科学者たちはその記憶を見返した。

そこに記録されていたのは、2度目の災厄のそのすべてだった。
しかし、その記憶は後世から思われていたような悲惨なものではなく、アルカナと主人の絆を映し出していた。

「見張りがほしい」という主人の願いに応じ、見張り役としてほぼすべての人物の動きを見続けたRABTを。

主人の憎しみに呼応して、憎い相手に襲いかかったWOLFAを。

主人の指示を明確に理解し、主人のために献身を尽くしたBIRDYを。

「バグダスト」を埋め込まれ、自らの意思と関係なくコアを共鳴させ暴走させてしまったCATUSを。そして、そのことに気づいた上で最愛の相棒を守ることを決めた少女の姿を。

そして、科学者ルキアは一度はその望みを叶えてセラフィナを崩壊に導いたが、生き残った人々は自分たちだけは生き残るのだと、他の勢力との競争を経て再びセラフィナを繁栄に導いた。

ルキアの願いは再び打ち砕かれ、もう二度と叶うことはないだろう。

その後のセラフィナの繁栄を、自分の主人の残した勢力の繁栄を、アルカナは今でも追憶している。

 

アルカナの追憶 エンドC